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2019年1〜3月売り上げランキング!

おはようこんにちはこんばんは、シカク代表の竹重です!

すっかり春めいた気候になってきましたがいかがお過ごしでしょうか。花粉症の人たちは大変そうですね。私は花粉症ではないのですが、最近外に出ると妙に鼻がムズムズしたり涙がこぼれるときがあります。精神不安定なのかもしれません。花粉症ではない。断じて!!!

そんなシカクの1〜3月売り上げランキングを発表!!新年度に新しい本を読んで自分の枠を広げよう!!新しい人間関係の役に立つかもよ!!!

※シカク出版・シカクオンガクの商品は除いたランキングです。
※同一シリーズが複数ランクインした場合、最も売れたタイトルのみを掲載します。

第10位 丸岡九蔵「陋巷酒家2(うらまちさかば)」 

イラストや漫画で活躍中の丸岡九蔵さんによる「近未来SF立ち飲み屋漫画」第2巻!

舞台は近未来の戦後、ディストピア化した世界の地下街の立ち飲み屋。きっぷの良いサバサバした女将と、強化機械人間(サイボーグ)のスタッフ笑美ちゃん、そして個性豊かな常連さんたちをめぐる人情味たっぷりの短編漫画シリーズです。

……と文字で書くとなんだか情報量が多い感じがしますが、実際の漫画もいい意味で情報量がめちゃくちゃ多い。

どうですこの雰囲気!酒場のごっちゃり感、お客さんがそれぞれ自由に酒を楽しんでいる様子、大衆酒場らしいメニュー、汚れた壁やのれんなどのディティールの描かれ方がとにかく魅力的。今すぐ仕事を放り出して酒場に繰り出したくなります。

それだけではありません。「近未来SF立ち飲み漫画」というだけあって、登場人物が当然のように重火器をぶっぱなしたり、モンスターが平然と建物を壊したり。お店の常連さんも、サラリーマンや肉体労働の方に混じって、サイボーグや「亜爬虫族」といった異人種など、個性豊かな面々が普通に飲み食いしています。


この世界について改まった説明はありませんが、言葉の端々から察するに相当大変なことになっているようです。が、人々はけっこうのんきに、もしくは楽しそうに、ディストピアな世界をサバイブしています。その様子に人間の強さを感じられて、読んでいるとなんだか元気が出てくるのです。

丸岡さんはこの「陋巷酒家2」の他にも、同じく近未来の戦後が舞台の漫画シリーズを刊行しています。ビビッときた方はぜひチェックしてみてください!!

★丸岡九蔵さんの作品一覧★


第9位 タケムラナオヤ「マッチと街」」

1950年〜1990年ごろまでの間に高知市内の飲食店で作られていたマッチ箱のラベルを収集した一冊。その数なんと700点以上が町ごとに分類され、高知の各エリアの歴史を浮かび上がらせます。

とにかくもう、一目瞭然のかわいさ!!!

またこの本は、マッチラベルの写真以外に、高知の街の変遷を窺える読み物も充実しています。

人々から愛されてきたお店やエリアごとの特色について、文章で知ってからマッチラベルを眺めてみてください。かわいいデザインを楽しむだけではなく、ひとつひとつのマッチが人々の暮らしに溶け込んできた様子が思いおこされます。それが何十年も、数こそ少なくなっても現在まで続いていることを考えると、なんだか途方もないような、だけどひどく親密な気持ちになるのです。

★タケムラナオヤ「マッチと街」 購入はこちらから★


第8位 チーム4.5畳「団地ブック4」

団地愛好家集団「チーム4.5畳」が発行する団地愛溢れる同人誌。

間取り紹介、銘板(※団地の名前が書かれた板)観察、車窓から見える団地紹介、台湾団地探訪など、団地に外からも中からも攻め込む、とにもかくにもディープなシリーズです。

いやー、世の中にはいろんなマニアがいるもんです。住んでない人には縁遠く、住んでる人には当たり前すぎて見過ごしてしまいがちな「団地」の魅力に、本書を通して触れてみては?

★チーム4.5畳「団地ブック4」 購入はこちらから★


第7位 けんちん「電気風呂御案内200」

個性的な出版物を多数発行している小規模出版レーベル、八画出版部の最新作が堂々のランクイン!

電気風呂とは、銭湯の片隅にたまにある風呂の種類で、入るとビリビリと電気的な刺激が体を貫いて独特の感覚を味わうことができます。そのビリビリ感が心地よいほか、身体にも何かしらいい効能をもたらすものとされていますが、医学的根拠はいまいち不明。

そんなちょっとアヤしい存在でもある電気風呂に魅せられ、片っ端から入りまくり、ついに東京都内の全電気風呂に入浴してしまったのが著者のけんちんさん。都内と大阪・兵庫・京都を中心に、これまで入った全電気風呂のリストと、おすすめ風呂の詳細レビューを一挙集めたのが本書です。

さらに、電気風呂に「なんか怖くて入ったことがない」「今まで興味を持ったことがなかった」というビギナーのために、電気風呂の魅力や楽しみ方、具体的な入り方もレクチャーしてくれます。

高齢化や設備の老朽化で閉店が相次ぐ銭湯。ファンには悲しいニュースがあとを絶ちませんが、一方で若い店主が経営を継ぎ、これまでとは違うアプローチで注目を集める銭湯も少しずつ増えてきています。

この本もまた、今までの銭湯紹介本とは違ったアプローチで銭湯の魅力を伝えてくれています。一般家庭に風呂が普及した昨今、生活必需品ではなくエンターテイメントとしての銭湯が新しい形で暮らしに浸透していくのが楽しみです!

★けんちん「電気風呂ご案内200」購入はこちらから★


第6位 Gao Yan「緑の歌。」

台湾在住のクリエイターGao Yanさんによる、自伝的漫画作品。元は中国語で書かれていたものを日本語訳したバージョンです!

台湾に住む主人公(Yanさん)がある日、日本のロックバンド・はっぴいえんどの名曲「風をあつめて」に出会うところから物語は始まります。はっぴいえんどや細野晴臣(はっぴいえんどのボーカルの一人)の音楽世界に触れたときの恋にも似たドキドキする気持ちや、広がっていく心象風景を、情緒的なタッチで描いています。

Yanさんは日本に細野晴臣のコンサートを見に行きたいと思ったけれど、金銭的な理由でそれが果たせません。しかしその後、奇遇にも台湾公演が決まるところで物語は終わります。その後Yanさんは台湾で細野晴臣の演奏を聞くことができたそうで、あとがきにそのときの感動が綴られています。

……が、現実の物語はそこで終わりませんでした。この作品を、はっぴいえんどのメンバーであり作詞家の松本隆さんがSNSを通じて知り、手に取ってくれます。さらにその話が細野晴臣さんにも伝わり、なんと2月に行われた細野さんの台湾公演で、Yanさんが楽屋に招かれたのです!

そんな背景もあり、ファンの間では一躍有名になった本作。しかしはっぴいえんどや細野晴臣を知らなくても、音楽が好きであれば共感できること間違いなし。素敵なメロディを聞いたときの胸の高鳴りが伝わってきて、涙もろい私は読むたびに涙ぐんでしまいます……。

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第5位 松本よしふみ「たぬきケーキめぐり6」

日本各地に点在する「たぬきケーキ」を紹介する大人気シリーズ!

……と当たり前のように書きましたが、たぬきケーキって何?という人も少なくないことでしょう。たぬきケーキはその名の通り、たぬきの形を模したケーキ。戦後に日本各地の洋菓子店に現れ、今も細々と生息しています。しかし、例えば「ショートケーキ」や「モンブラン」は基本的にはほぼ同じ外見をしているのに対し、見た目も商品名もバラエティ豊か。

なぜ日本各地にたぬき型のケーキがあるのか、なぜこんなに見た目がバラバラなのか。様々な謎の答えは一切わからぬまま、だけどたぬきケーキがかわいいことだけは本書を読むとわかります。

たぬきケーキを販売している洋菓子店は、インターネットで情報を発信していない地元のお店がほとんど。なので著者の松本さんは、口コミを集めたり、旅先で地道に洋菓子店を訪れるなどして、少しずつたぬきケーキの生息情報を集めています。過去6冊のシリーズで訪れた場所は、北は秋田から南は鹿児島まで、まさしく日本各地。

現在シカクでは、3巻以降のバックナンバーを販売しています。ぜひまとめ買いして、たぬきケーキの豊かな生態系を楽しんでください!

★たぬきケーキシリーズの購入はこちらから★

第4位 玉置標本「家庭用製麺機 USER GUIDE」

グルメライターの玉置標本さんによる家庭用製麺機ハウツーガイド。

「製麺機」と聞くとパスタマシーンと混合されがちですが、まったく別のもの。電力は使わず、ハンドルを手で回すとふたつのローラーが回転し、その間に生地を滑り込ませることで簡単に手打ちと同じ麺を作ることができるというものです。

基本の使い方やメンテナンス方法、購入方法など、唯一無二の情報がふんだんに盛り込まれており、とりあえずこれ1冊あれば誰でも快適な家庭用製麺機ライフを始めることができます。

また玉置さんは本書とは別に「趣味の製麺」という製麺機情報マガジンも刊行しており、こちらは製麺機の歴史や種類の解説、オリジナル麺のレシピなどさらに一歩踏み込んだ内容になっています。料理好きのみなさん、まずはUSER GUIDEを入り口に、奥深き製麺機の世界の扉を開いてみては?

★玉置さんの製麺関連本 ご購入はこちらから★


第3位 ムサシノ工務店「昭和街道 特集:高密度建築群」

日本中の、10年後にはなくなっているのでは?と思われる懐かしい風景を集め、アーカイブ化するシリーズの第2巻。

毎回違った特集に応じた風景を紹介しており、今作の特集は「高密度建築群」。長屋やアーケード商店街など、それほど広くない敷地にわちゃっと古い建物がひしめきあっているようなエリアを多数紹介しています。

歴史ある観光名所であれば、色々なメディアで紹介されたりたくさんの人々が訪れたりしますが、本書に掲載されている街並みは少し違ったものばかり。歴史には残らないけれど、人々のありのままの暮らしが息づいているような、魅力的な風景ばかりが収められています。

「高密度建築群」の前号の特集は「消える商店街」で、これもまたノスタルジックでたまらない味わいの風景だらけですので、ご興味のある方はチェックしてみてください!

★昭和街道シリーズ 購入はこちらから★


第2位 ラショウ・香山晢「すこし低い孤高」

「心のクウェート」作者の香山さんと、イタチョコシステム代表・現代美術家のラショウさんの対談本。2018年の年間ランキングで1位に輝いた本書が、今回も第2位にランクインしました!

「500年に1度の天才」みたいな類い稀な孤高ではなく、もっと気楽な低い孤高を目指す生き方についてを語り合った本。二人とも大きな組織にも属さず、めちゃくちゃ有名になってるわけでもないけどなんだか楽しく生きてこれている、そのノウハウや考え方がたくさん披露されています。

かくいう私も競争社会的な大きな流れに乗っかれず、また乗っかりたいかと言われると、うーん……と悩んでしまうような生き方をしているので、ためになったり、励まされたり、勇気が持てたりする部分がたくさんありました。

社会と自分との距離を測りかねている人、好きで創作活動をしているはずなのになんだか不安な人、なんとなく生きあぐねている人にぜひ読んでほしい本です。

こちらで一部試し読みができます!

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第1位 逢根あまみ「ラブホの手帖1号」

そして映えある1位は、昭和のラブホテルを巡って記録する逢根あまみさんによる最新シリーズ!

あまみさんは「あまみのラブホ探訪」という、昭和ラブホテルのゴージャスな内装やバックグラウンドを紹介するシリーズをこれまで3冊刊行しています。この「ラブホの手帖」ではそこからさらに踏み込み、見過ごしがちなラブホテルのディティールを伝えています。


味わい深いレタリングに、意味深なメッセージの数々。あまみさんいわく、ラブホテルという特殊な場所だからこそ、メッセージにどういう意図がこめられているか、どういうシチュエーションを想定されているかなどの想像力がかきたてられ、一層面白いんだとか。

あまみさんは昭和の趣深いラブホテルを「昭和遺産ラブホテル」と総称し、それらの記録を同人誌やインターネットで紹介しています。その活動が徐々に話題を呼び、最近は雑誌やテレビなどのメディアに登場することも増えてきました。ですがその取材行程を聞いていると、車で何時間も走ってホテルを目指し、1つ1つの部屋にお客さんとして正規の料金で入り、間取りや設備の細かなレポートをつけ、場合によっては車中泊……と、なんとも地道で泥臭い。

そういった常人にはなかなかマネのできない労力を積み重ねた記録であるあまみさんの本は、どれも味わい深くて読み応えのあるものばかり。気になったタイトルから、ぜひ読んでみてください。そして実際に行ってみたくなった方は、ぜひ訪れてみましょう。昭和遺産ラブホテルは近年どんどん数が減っているので、行くならば今のうち。最近は友達同士や女子会での利用を歓迎するホテルも多いそうですよ!

★逢根あまみさんの昭和遺産ラブホ関連本 購入はこちらから★


以上、2019年1〜3月の売り上げランキング、いかがでしたか?

今回もクセの強い本がたくさんランクインして、興味のある人とない人が真っ二つに分かれるような結果となりました。まあ、そういう本しか置いてないので、いつもそうなんですけど。これまでは月間でランキングを発表していましたが、今年はこうして3ヶ月ごとの集計で年4回ランキングを発表していこうかなあと思っています。

最後に、シカクの自社商品のお知らせです!

シカクでは、こだわり出版レーベル「シカク出版」に続いて、音楽レーベル「シカクオンガク」を立ち上げました。そしてさる3月15日、そのリリース第1弾として、テクノラップバンド「チミドロ」のフルアルバム「なのかな?」をリリースいたしました!

ジャケットは小田島等さん!

独自のビートとリリックで、酔っ払って前後不覚になっているような世界を展開している、既存のジャンルに当てはまらない音楽を作り上げるバンドです。

シカクの店頭・通販と、直接取引のある店舗での限定販売ですので、ご興味のある方は特設サイトの取扱店舗一覧をチェックしてね!


そして、現在シカクオンラインショップでは、4月30日の期間限定で漫画家・西村ツチカさんとのコラボTシャツの受注販売を受け付けております!!

にゃん太&ムーちゃんTシャツ
天才の祭典8Tシャツ

シカクの元看板猫・にゃん太&ムーちゃんTシャツと、シカク8周年イベント「天才の祭典8」のTシャツです!

天才の祭典8Tシャツのほうは、通販で購入すると自動的にイベントに協賛したことになり、なんだかいいことをした気になれるというすぐれもの。

夏に向けてオシャレなTシャツたちをぜひゲットしてください!!

★にゃん太&ムーちゃんTシャツ 購入方法説明はこちらから★

★天才の祭典8Tシャツ 購入方法説明はこちらから★


それでは、また3ヶ月後にランキングを発表いたしますのでお楽しみに!花粉に負けずによい春を!

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