こんにちは、シカク広報担当の鈴木です！
あっという間に2021年が終わりかけています！驚きのスピードです。今年も2020年に引き続き、これまで通りにはいかないことがたくさんあるような一年でした。
みなさま、色々お疲れ様でした！シカクなんとかまた一年営業を続けることができました。いつも気にかけて買い物して下さるみなさま、シカクに作品を置いてくださる作家さんたちのおかげです！あっという間の一年ではありましたが、生き延びることができただけでも儲けもんという感じもします！また来年もがんばります！
さて、前回からまた間があいてしまったのですが、この一年、シカクでどんな作品が人気を集めていたのか、ランキングで紹介していきたいと思います！2021年の年間売上ランキングです！
どれも自信を持っておすすめできるものばかりですので、気になる商品があったらぜひチェックしてみてくださいね！
まず、1位から10位を一つずつ発表し、その後は11位から30位までを一気に紹介していきたいと思います！
なお品切れの商品もありますが、今後も再入荷する予定のものもあれば、すでに絶版となったものもあり、
すべては作家さんに委ねられているという状態です。
インディーズ出版ならではのその希少さも含めて楽しんでいただけると幸いです！
紹介はいいからランクイン商品を手っ取り早く見たい！という方はこちらのページからどうぞ！
※同一作家の本が複数ランクインした場合、最も売れたタイトルのみを掲載します。
第1位 ファンシービロ「シールバイキング（2枚1組）」
年間ランキング第1位は、シカクのスタッフでもあるビロくんによるレーベル「ファンシービロ」のシールバイキングです！
ビロくんがシール製造マシーンを使って作り出す、ミステリアスでファンシーなシールの数々。このシールバイキングでは、数多いシールの中から店頭では好きなものを2種、通販ではランダムで2種、のシールがセットになっています。
シカクの代表はこの結果を受け、「本屋なのにシールが1位でいいんかな」と動揺しているようですが、このシールの中にしか存在しない、なんともクセになる世界の魅力に気づいた方がたくさんいたということでしょう！
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第2位 たけしげみゆき「シカク運営振り返り記 シカクはこうしてこうなった（１）」
第2位は、シカク代表のたけしげみゆきがnoteで連載している「シカク運営振り返り記 シカクはこうしてこうなった」に大幅な加筆修正を加えた同人誌版、第１巻です！
ミニコミだけを売る謎のスペースがこの世に生まれ、どうにか”店らしきもの”になっていくまでには様々なハードルが待ち受けていた！
ハウツー本としては役立たないけどこれを読んで勇気が湧いてくる人もいるかもしれない入魂の書！
「シカク運営振り返り記 シカクはこうしてこうなった」は現在「第2巻」までが発売されており、どちらも大人気です！
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第3位 日本給水党「給水タンク鑑賞の手引き」
第3位は、昨年の年間ランキングで第2位だった日本給水党ことUCさんによる「給水タンク鑑賞の手引き」です！強い！
コロナ禍で給水塔めぐりがなかなかできず、ベランダから給水タンクを眺めて過ごしているうちにその存在が気になり始めたというUCさん。
給水塔よりも小規模で、それゆえに目立たない存在でもある給水タンク。本書では住宅の屋上に設置された「高置水槽」と建物の脇などにある「受水槽」について、その仕組みや鑑賞のポイントを解説しています。
これさえあれば、今まで何の気なく見過ごしていた給水タンクというものの存在が身近に感じられてくるはずです！
第4位 スケラッコ「にぬき・ビール・デマエ またきたよ！」
3人でルームシェアをしている、猫のにぬき、ビールのビールくん、会社員のデマエちゃん。
2020年に突然やってきた世の中の変化に合わせて、3人の暮らしも変わったり変わらなかったり。
不安を抱えながらもまったり日々を積み重ねていきます。
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第5位 はしゃ「中古マンションではしゃぐ。」
第5位は、マンガ家・はしゃさんの「中古マンションではしゃぐ。」です！
はしゃさんが、中古マンションを購入するに至った過程を描いた一冊。
2000万円以内、ペット可、駅から徒歩7分以内などの条件で物件を探し、内見をしてローンを組んで、と、実際にどんな手順を踏んで物件を購入したかを可愛いイラストとわかりやすい説明で紹介してくれます。
読んでいるうちに物件探しがしたくなってくるような、参考になる内容です！
第6位 BMC「月刊ビル味園特別号」
第6位は BMCが手がける人気シリーズ「月刊ビル」の味園ビル特集号です！
今や大阪の大きな財産のような建物になりつつある、味園ビルのディテールを堪能する一冊。コラムも充実しています！
第7位 ムサシノ工務店「昭和街道4 特集：思ひで観光地」
第7位は、日本の古い町並みを撮影した写真を多数紹介している『昭和街道』シリーズの第4弾「思ひ出観光地」特集号です。
山や渓谷や温泉地など、昭和の風情を残す観光地にスポットを当てて紹介しています。観光地ゆえの華やかな雰囲気を感じる場所もあれば、すでに廃れてしまった場所もあり、時の流れを感じます。
今も現役で観光客を集めている場所もあり、本書を片手に出かけてみたくなります！
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第8位 香山哲「心のクウェート」
香山さんがドイツ・ポーランド周辺に滞在し、思ったことや感じたことを紀行文として落とし込む際に
「心のクウェート」という安寧の地を求めて旅をするというフィクションを混ぜながら書いた紀行滞在記です。
架空の地である「心のクウェート」へ思いを馳せながらも、
自分が滞在しているヨーロッパの生活様式、考え方、ニュースなどでは表面化しない倫理的なものの考え方などを紹介しています。
前述の「ベルリンうわの空」の前身とも呼べる作品で、
発行から何年も経ちますが今だにランキングに入り続けているロングセラー作品です！
第9位 ラショウ・香山哲「すこし低い孤高」
こちらもロングセラー作品です！！
二人とも企業や組織に所属することなく生きてきて、それで今も楽しくやっている。
どうしてそういうことが可能になっているのか、という具体的なノウハウも披露されているし、
その根っこにある生きる姿勢のようなことに関するヒントがたくさんある。
なんとなく世の中が巨大な一点（世の中やっぱり金！とか、根性のないやつは結局ダメ！とか、やられるまえにやっちまえ！みたいな）に向かって
仕方なく収斂されていくような雰囲気があるけど、
そんな流れに少しでも抵抗していくための参考書です。
「あーわたしの人生こんな感じでいいんだろうかー」と少しでも疑問に思ったことがあるならぜひ！
第10位 パルム書房「写真とまんがと文 シュロ２」
第10位は、日日さん、温田庭子さん、内海慶一さんの三人によって作られたシュロの専門誌「シュロ」の第2号です！
ヤシ目ヤシ科シュロ属の植物・シュロ。
「棕梠」「棕櫚」とも書くあの南国的な雰囲気を持つ樹木のことが気になって仕方ないという著者の三人。
棕櫚を季語にした俳句の解説、シュロの投稿写真、
ぴょんぬりらさん、温田庭子さんによるマンガ「シュロのくに」など盛り沢山の内容です！
第11位〜第30位のランキング
11位〜30位は、タイトルとリンクのみでご紹介いたします！
第11位 BMC「月刊ビル 別冊旅ビル」
第13位 中村一般「僕のちっぽけな人生を誰にも渡さないんだ」
第14位 チーム4.5畳「団地ブック6号」
第16位 ねこざ・スケラッコ「イランくいしんぼ旅」
第17位 逢根あまみ「ラブホの手帖3」
第19位 日本いか連合「いか生活 vol.2」
第20位 スズキナオ「遅く起きた日曜日にいつもの自分じゃないほうを選ぶ」
第21位 要々舎「A DAY IN THE LIFE 7都市・7人の作家が描く、新型コロナウイルス・パンデミック下での、いつもの街の物語。」
第22位 アサまーと「ソ連の新年ツリー飾り」
第23位 森つぶみ「京大定食屋本１」
第24位 まばたきをする体（古賀及子）「ちょっと踊ったりすぐにかけだす」
第25位 松本よしふみ「たぬきケーキめぐり6」
第26位 小屋愛好会「日本の小屋」
第27位 ADAMay publishing「こんにちは！さよふしぎたんていしゃです！」
第28位 はらわたちゅん子「マスキングテープ・チャイナタウン2」
第30位 tamazo「台湾鉄窓花蒐集帖」
いかがでしたでしょうか！2021年も魅力あふれる作品がたくさんランクインしました！
もちろん、ランク外の作品にも素晴らしい商品がたくさんあり、シカクがあるのはたくさんの商品のおかげです！ランクインした商品を入口に、さらにその奥に広がるシカクの世界を知ってもらえたら幸いです！
まだまだ紹介したいものがたくさんあります！ありがたいことに次々と大型書店では手に取ることのできない良書が入荷しております！「どの本を選べばいいかわからない……」という声がお客さんには選書パックもおすすめです！
1500円〜1万円まで、あなたの予算とアンケート回答に応じてオススメの本を選ぶパックです！
セット内容に応じて冊子やクーポンの特典もあり。選書をするスタッフの指名もできます。
シカクで買い物したいな〜と思いつつなんとなくできてなかった方、ぜひご注文をお待ちしています！
ではまた次回のランキングでお会いしましょう！みなさんお元気で！
