とみさわ昭仁さんトークイベントのお知らせとあれこれ

こんにちはこんばんは!シカク代表たけしげです。

メキメキ暖かくなって完全に春ですね!皆さんお花見しましたか?この時代に好きこのんで本とかCD買ってるシカクファンのみんなは、きっとわざわざ本とか音楽プレーヤー持って桜の下で寝転んで読書したりうたた寝しながら音楽聴いて「家でやればいいのに」とツッコまれていることでしょう。家でやればいいことを外でするのって最高だよね!

 

そんなことはさておき、4月にシカク店内にてトークイベントを開催します!

とみさわ昭仁『無限の本棚〈増殖版〉』ちくま文庫 出版記念トーク&サイン会
『自分の本棚』 自分が読みたい本は自分で作ろう

2018年4月14日(土) 14時オープン 14時半スタート
前売1000円、当日1300円
【出演】とみさわ昭仁
【聞き手】たけしげみゆき(シカク代表)

1983年に『よい子の歌謡曲』という歌謡曲評論ミニコミに参加したことから出版の世界に足を踏み入れ、以来、35年に渡って雑誌や本を作り続けてきたとみさわ昭仁が、自身の体験談とともに「自分のメディアの作り方」を語ります。パソコンのない時代のミニコミの作り方から、嵐の中の配本活動、フリーライターの生活、そして念願だった古本屋の開業など、これまでほとんど話したことのないエピソードをたっぷりお話しします!

★ご予約はこちらから

 

ライター・蒐集家・マニタ書房店主、とみさわ昭仁さんのトークイベントです!!

今回発売した本は、コレクションという行為そのものに対する異常な情熱を綴った本ですが、イベントではシカクらしいテーマを軸にお話してくれることになりました!!楽しみすぎる……!!

そしてこの機会に、シカク代表のとみさわさんに対する密かなアツい思いを書き残しておきます。

 

私はシカクやシカク出版のお店経営・編集・イベント企画を通して、日々様々な面白かったり素晴らしい作品を作る人と関わっています。そんな中でふと、「作家やクリエイターの皆さんはすごいけど、店とか編集とか言ってる自分は皆さんの才能に乗っかってるだけでいらない存在じゃない??」とか思ってしまうときがあります。実はそんなときに必ず思い出すのが、とみさわ昭仁さんが経営する古書店「マニタ書房」のことです。

 

初めてマニタ書房に行ったのは、シカクが2年目か3年目くらいのころ。香山哲さんのTwitterか何かをきっかけにとみさわさんの存在を知り、活動に興味を持った私は、一度の面識もなかったのに、当時作っていた「シカクの本」というミニコミ雑誌にインタビューを掲載させてほしい、不躾にとお願いしました。(今思えばよく引き受けてくれたもんだ……優しい……)

そのインタビューの場所がマニタ書房。全ての本好きの人にとって古書店は心ときめく場所で、私ももちろんそれまで色々な古書店に行っていましたが、マニタ書房は今までに行ったことのあるどの古書店とも違っていました。

マニタ書房の仕入れ先はほぼブックオフの100円コーナー。つまり希少本などはなく、いわば世間では無価値も同然の本ばかり。なのに、「とみさわ昭仁」というフィルターを通り越して一堂に会したその本たちは、どれもこれも最高に輝いて、愉快で、ヘンテコな魅力に満ちあふれていました。そして棚に差された分類用のジャンル名の特異さ。「お金持ち」「毛」「ご長寿」「大家族」「秘境と裸族」「埋蔵金」「ラーメン」etc…。ざっくばらんに集められた本なのに、とみさわさんの独特のセンスで分類されることにより、そこにいるのが必然のように感じられ、それぞれの本がお互いを引き立て合っていたのです。

それまで私は、お店というのは作品を売る場所だと思っていましたが、マニタ書房はもうマニタ書房そのものがとみさわさんの作品でした。そんな風に思えるお店に出会ったのは初めてで、マニタ書房もとみさわさんも、たちまち私の中で憧れの存在になりました。

 

私はよく「シカクは自分の作品だと思ってやってる」というようなことを言いますが、これはもう完全にとみさわさんの受け売りです。いや、とみさわさんがご自分でそう仰ったわけではないので、受け売りというのは変か。マニタ書房の本棚を見て衝撃を受けた私が、勝手に独自の解釈をして、勝手に指針にさせていただいている、という感じ。

そして冒頭に書いた、店とか編集の必要性に疑問を感じて不安な気持ちになったとき、いつもマニタ書房の棚を見た時のことを思い出して元気を出しています。私が0から1を生み出すことはできなくても、1を自分なりのフィルターで選んだり、作家さんと一緒に磨いたりすることを、誠実に妥協せずにやっていれば、それは何らかの価値を持つはず。そんな気持ちで、どうにか心折れずに色々やってこれています。

 

ちなみに「私は0から1を生み出すことはできない」と書きましたが、とみさわさんは「ポケモン」「桃鉄」などの説明不要ビッグゲームタイトルのシナリオやプランニングに参加したり、ご自身のコレクションを元に「覆面音楽」「人喰い映画」など絶妙な題材の本を作ったり、現在もライターとして活躍されており、もう0を1どころか10にも100にもできちゃってる方です。なのでこうやって比べることすらおこがましいのですが、とりあえず私がとみさわさんやマニタ書房が大好きで超リスペクトっていうことを書きたかっただけだから許して!!!

そして、そんなとみさわさんが「自分のメディアの作り方」という、シカクに集う人々にぴったりのテーマのお話をしてくれるということで、実は私が一番楽しみにしてるんじゃないかってぐらい楽しみです。みんなもぜひ遊びに来てね!そして影響を受けた人が新たに面白いメディアを作ってくれたらもう最高!!

 

2018年2月の売り上げランキング!

シカクの事務部長、あまみです。
なんだか急にあったかくなって、ボヤボヤしてたらもう月末。慌てて集計した感がありますが、2018年2月の売上ランキング公開でございます。
今月もたくさんの新作本が入ってきましたが、ロングセラーの人気本が粘り強くランクインしました。
※新着商品は【ここ】からチェック!

2018年2月の売り上げランキング

1.スズキナオ×パリッコ 酒を見つめる対話集「酒の穴」

酒場ライター・スズキナオとパリッコによる、この世の中でまだ知られていない酒スポットや酒の楽しみ方を探求するユニット「酒の穴」の酩酊対話集。堂々の1位です。早くも重版出来で超話題です。 読んでもまったく身にならない、だけどひとり酒の時間が少しだけ豊かになる。ぱらぱらめくるといつでも呑気に酒を飲むふたりと乾杯できるような、そんな一冊です。
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2.ラショウ・香山哲「すこし低い孤高」

ドグマ出版主宰・マンガ家でありゲームクリエイターの香山哲さん、イタチョコシステム代表・現代美術家のラショウさんの二人が「500年に1度の天才」みたいな類い稀な孤高ではなく、もっと気楽な低い孤高を目指す生き方について語り合った対談集。noteでサンプルが読めますよ!
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3.ラショウ「主なチョ作」

ある時はゲーム制作者、ある時は仮面舞踏家、ある時は”ニセ”浄瑠璃作者……。
自由なフィールドで自在に活動する現代美術家、イタチョコシステム代表のラショウさんがこれまでに描いた漫画作品をまとめ、さらに描き下ろしを加えた作品集です。
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4.【パリッコ監修】酒場っ子通信 第1号(創刊号)

酒場ライターとして最近波に乗りまくり、テレビや漫画とどんどん活動の幅を広げているパリッコさんが、それでもまだ出し続けてくれている無意味系酒場雑誌。酒の穴効果で早々に完売しちゃいました。ごめんね。
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5.金原みわ紀行エッセイ集 さいはて紀行(シカク出版)

珍スポット、B級スポット、秘宝館、ストリップ、ジャンクション、工場、珍建築、電波住宅、珍寺、珍仏、巨大仏、新興宗教、奇祭、純喫茶、遊郭跡……遠くにあるようで日常のすぐそばにある「さいはて」を巡る旅人金原みわさんの旅の記録をまとめた初の紀行エッセイ集。発売からもうすぐ2年経ちますが、まだまだ人気作。
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6.つちもちしんじ「東京下町百景」

歌川広重の「名所江戸百景」をモチーフに、東京に今なお残る下町の風景を切り取ったつちもちしんじさんの「下町百景」シリーズ。 国内外から大きな反響を集めつつ2016年に完成したこのシリーズがシカク出版から待望の書籍化となりました!。公開済みの百景に加え、エリアマップや大阪五景など本書のための描き下ろしを多数収録した充実の一冊。
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7.スズキナオ「ぼやきの地平」

シカクが配信しているメールマガジン「シカクの四角いメルマガ」でスズキナオが連載しているコーナー「編集担当・鈴木のぼやき」の第1回〜第31回をまとめて加筆・修正した一冊。怒りまでいかない、絶望でもない、ぼやき。まあ仕方ない、どのみち生きていくしかないのだから、そういう気持ちをしたためたエッセイ集。
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8.谷口菜津子「谷口菜津子のごはん自由帳」

ごはんとお酒が大好きな漫画家・谷口菜津子さんが、今までに食べておいしかったごはんについて+合間にごはんにまつわる短い漫画をまとめた冊子。料理を全くしない人が見てもわかるお手軽さ、かつうまそうな簡単レシピがぎっしり!シカク限定しおりつき!(1冊お買い上げごとに1枚をランダムで差し上げます)
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9.ドグマ出版 香山哲「香山哲のファウスト1」

ミニコミなどを作っているドグマ出版の代表・香山哲さんが、2006年から6年間かけてようやく完成させた半自伝的漫画。24歳、行きたくもない会社に通って疲れる日々を無気力に過ごす主人公・中道シーゲル。漫画を描いているが趣味レベル。メフィストフェレスと出会い、ネクラとして夢も希望も人徳も品も金も能力も余裕もなく暮らしてきた24年間を振り返り、死んで少年時代をやり直すことを決意する。
試し読み→http://dogmabooks.sub.jp/com/pagework/w2/
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10.かねこ鮭「いつもの日常」

カートゥーンのような生き生きとしたタッチで、路地裏や田舎道などどこか懐かしい風景を描くイラストレーター、かねこ鮭さんの初画集。普段は気にも留めない路地裏アイテムたちがとても魅力的に描かれており、すみずみまでの工夫も楽しく、いつまでも眺めていたくなる画集です!
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2018年2月の売り上げランキング@音楽部門

1.すあだ(さょちゃん)「ポジティブレディゴー」

現役女子中学生アニメ 『さょちゃん』のEDテーマを収録したCD
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2.カニコーセン「ヤギアキコのおまんこふやけるまでシャブりたい」

「播州スラッジフォーク」カニコーセンの13曲入りCDです。パンチの効いたタイトルは、一瞬見て見ぬ振りをしてしまいますが、音楽はほんと良いんですよ……食わず嫌いしないで!
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3.パリッコ「TANUKI SONGS」

こちらも酒の穴効果でランクイン!ジャケットの良きイラストはシカク代表・たけしげみゆき作。これを聴きつつ、酒の穴を読みつつ、ジャケットを眺めつつ、酒を飲んだら最高!かも。
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4.アシモフが手品師「ポラ」

瀬都あくとteoremaaによるユニット「アシモフが手品師」の3曲入り1stシングルです。
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5.V.A.「架空の恐竜展」(CD-R版)

電子音楽レーベル「newmasterpiece」からリリースされた「架空の恐竜展」をテーマにしたコンピレーションアルバム。瞬殺で売り切れたカセットテープが、CD-R版になって再リリース。
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シカク店頭ではついに試聴台(PC)が設置されました。これでどんどん試聴できるのでお買い物が捗るよ!タイトルもジワジワ増えています。ぜひシカク店頭でdigってみてください。

さらにさらに、「今週のおすすめ本」としてレジ横に本を置いてたりします。独特のレジシステムなので、お待ちいただいているときにぜひ手にとってご覧ください。新しい出会いがある、かも……?

シカクではZINE、同人誌、CDの委託販売作品を随時募集しています。
委託販売に際して、審査がありますが、委託事務のあまみまでお気軽に応募やお問い合わせください!
詳細はこちら

北村みなみ個展開催のお知らせ&吉村智樹個展開催中!

こんにちは!シカク代表のたけしげです。

みんな前回の記事であまみさんが1月のランキングを書いてくれてたのは見たかな?まだ見てないっていう君はもう乗り遅れてるぞ〜!この世は情報戦国時代!!今すぐここから要チェックだ!!

 

本題ですが、みんな大好きGWにシカクで開催する個展の情報をお知らせします!!

 

イラストレーター・アニメーション作家、北村みなみさんの個展「さよなら人類」です!!

★特設サイトはこちら★

もうこのタイトル、そしてDMから最高さが滲み出ており、何も言うことはない……と言いたくなりますが、もう少しだけ言わせて!

北村さんはアーティストのMVや書籍・雑誌の挿画などで幅広く活躍されている方です。シンプルなのに躍動感があり、ストーリーを感じさせるイラストも最高ですし

 

また、アニメーションの

 

ポップでちょいぬるっとした感じの動き・画面センス……永遠に見れちゃう……

 

今回の展示は、平面作品とアニメーションを半々くらいの割合で展示予定です!映像作品の展示は移転後シカクでは初となりますが、こだわりまくって最高の空間にしたいと思っておりますので、お楽しみにお越しくださいませ〜!!

 

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そして現在シカクでは、写真展「吉村智樹の街がいさがし 街で見つけたヘンな看板」を絶賛開催中!

ありがたすぎることに色々なメディアに取り上げていただき、会場は連日賑わっております!みんなありがとう……私はこういう時みんなのことをブッダの生まれ変わりまたはブッダそのものなんじゃないかと思う

会場では写真に吉村さん直筆のツッコミキャプションが1枚1枚貼られており、これがまた笑える。そしてVOW好きにはたまらない!

ちなみに今回の展示は、洋灯吊をつけたパネルをヒートンにひっかけるという展示方法となっており、
自分のお気に入りパネルを自由に取り外して撮影することもできます!
(この展示方法は、喫茶店のドアにかかっている「営業中」の札をイメージしているとのことです。かわいい)
パッと見ではクスッと笑うくらいで通り過ぎてしまいそうな、いやむしろ気付きもしないかもしれない。そんな風景の面白さが吉村さんのツッコミ一言で何倍にも増幅されて、看板を作った人の表情や気持ちまで想像できてしまうような。街と吉村さんの視点の魅力がたっぷり詰まった展示です!
3月18日まで開催しておりますので、ぜひ遊びにいらしてください〜!(火水は定休日なのでご注意を)